スリーピングマットのお話し

スタッフの椎名です。
これから秋冬の時期、寝袋の次に質問の多いスリーピングマットのお話し。

寝袋は寒さを感じやすかったり、真冬も想定してメーカー記載の快適温度を参考にしてご購入されると思います。以外と見過ごされがちなのが、スリーピングマットの存在です。大きなテントの場合、テントマットを敷き詰めたり、見た目も重視してラグマットで床面を覆ったりとされると思います。そして実際に寝てみて「地面に寝ている感じで体が痛かった」、「石や木の根が痛くて」、「寝袋は温かいのに、地面が冷たくて」なんて体験談はよく聞きます。

エアーベッドのような大きなものもありますよね。ひとつ膨らませれば家族全員寝れるし、一理あります。でも夏は良いのですが、冬場はエアーベッドは空気の量がおおいため結構冷たいのです。一人が寝返りすると全員が揺れてしまうのも難点と思います。

そこで、ひとり一人が使うマットをオススメします。

だいたい3種類。
・フォームマットタイプ(高級銀マット)
・エアーのみタイプ
・エアー吹き込みのフォーム内蔵タイプ
大きく分けると「空気を入れない物」と「空気を入れる物」の2種になります。

◆空気を入れない物
・フォームマットタイプ(高級銀マット)
利点はパンクがないこと。広げてそのまますぐに使えること。とても軽いこと。
欠点は大きく嵩張ること。寝心地がエアータイプに比べて堅く感じること。
経年劣化はあるにせよ、ほぼ故障がなく現地で困ることが少ないため、安心感があります。また、銀色の面を自分の背中側に向けることで体温を反射して暖かくなります。暑い時期には銀色の面を地面側に向けると良いと思います。ものによって銀色のアルミ蒸着がない物もあります。冬場はコットの上に敷くことで、寒さを防ぐことにも使えます。

◆空気を入れる物
・エアーのみタイプ
利点は収納がとても小さくなること。厚みがあるので寝心地が良いこと。
欠点は膨らませないと使えず、息で膨らませると酸欠になること(汗)、パンクしたらその場で修復しないと使い物にならないこと。
このタイプは、ポンプサックが付属するものや、別売の電動エアーポンプで膨らますことになります。また、エアーをぱんぱんに入れて使うのではなく、シワが入っているくらい少し少なめでOKです。寝転がってちょうど良い膨らみ具合になるように調節しましょう。
ただし、真冬に使うには寒冷地に対応し体温を反射してくれたり、地面の冷気をシャットアウトしてくれる機能をもったエアーマットを選ぶ必要があります。

・エアー吹き込みのフォーム内蔵タイプ
利点はフォームが内蔵されているため、エアーのみよりもポワンポワンせず安定感があること。バルブを開けて放置すると、フォームの膨らむ力である程度膨らむため、息を吹き込む量が少なくすむこと。フォームのおかげで比較的寒さにも強いこと。
欠点はちょっと嵩張ること。重量が少し重くなること。撤収時に空気を押し出しながら、ロールアップするので慣れが必要なこと。
このタイプは、ポンプサックが付属するものがあります。フォームが入っているため、電動エアーポンプの力では膨らまないことが多いです。こちらもエアーを少し少なめにいれて、寝転がったときにちょうど良い膨らみ具合で使うのが良いです。

★形や付加機能
空気を入れないフォームマットタイプは、長方形の物が多いです。ロールアップするだけのものや、嵩張るのを抑制するために、卵パックのような機構でパタパタ折りたためるなどが主流です。空気を入れる物は、長方形の物と卵形のものがあり、マット同士を連結できる機能があったり、空気を吹き込むバルブに工夫があったり、メーカーによって違いがあるので、いろいろ調べてみると面白いです。

設営撤収で時間をかけたくない・パンクされては寝れず疲れが取れないなど山のテント泊ではフォームマットタイプを選ぶことが多いです。オートキャンプでは重くても寝心地重視でエアー吹き込みのフォーム内蔵タイプを選ぶことが多いです。ほかにもお子様が小さいなど、エアータイプだと上で飛び跳ねて遊んでしまうことを考えてフォームマットタイプを選ぶこともあります。

ざっと説明させていただきました。
真冬の私の装備ですが、フォームマットタイプを敷いた上に、寝心地を得るため寒冷地に対応したエアーのみタイプを併用しています。雪の上でも大丈夫です。併用している理由は、エアーマットがパンクしても寝られる保険の意味もあります。また、真冬にコットで寝る場合はコットの布一枚では背中が寒くて寝られないので、銀色のアルミ蒸着のあるフォームマットタイプを併用してます。

これから購入されるときに、参考にしていただけると嬉しいです。

この記事を書いた人

Takashi Shiina
Takashi Shiina
sotosotodays ショップスタッフ
道具好きの冬キャンパー。焚き火も楽しいけど、薪ストーブの暖かさは格別。少し山登りもしますが、高所恐怖症なので怖いところには行けません(笑)アウトドアにはまりすぎ、ショップ店員へ転身した元デジカメ取説ライターです。

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